卵はいろいろな料理に使えてとても便利な食材です。スーパーで安いときにまとめ買いしたけれど、賞味期限までに食べきれないことってありますよね？
卵は冷蔵庫で保存し、賞味期限中は生でも食べられ、賞味期限が切れても加熱して食べることができます。
今回は卵の賞味期限と保存方法についてご紹介していきたいと思います。
目次
卵の常温での賞味期限と保存方法
卵の常温での賞味期限はどのくらい？
卵を常温保存した場合の賞味期限は卵に記載されている賞味期限で問題ありません。しかし、10℃以下で保存することが大切です。そのため、暑い季節には悪くなってしまう恐れがあるため、冷蔵庫で保存するようにしましょう。
卵の常温での保存方法
卵はスーパーなどでも常温で販売されています。もちろん、家でも常温で保存することができます。
常温で保存する場合には直射日光の当たらない湿気の少ない涼しいところに置くようにしましょう。
卵の冷蔵庫での日持ちと保存方法
卵の冷蔵庫での賞味期限はどのくらい？
冷蔵庫で保存する場合にも生で食べる場合には、卵に記載されている賞味期限で問題ありません。きちんと確認して使いましょう。
私は、子どもたちに食べさせるものは加熱するものでも賞味期限内のものにしています。大人は問題ないと思いますが、子どもはデリケートなので心配な方は賞味期限内のものを使うといいと思います。
卵の冷蔵庫での保存方法
卵を冷蔵庫で保存するときに、卵用のスペースに入れる方がほとんどかと思います。私も買ったら迷わず冷蔵庫の卵用のスペースに入れて保存しています。
保存するときにパックのまま入れていますか？それともパックから出して入れていますか？
パックから出して保存してしまうと、ドアを開閉したときに卵にひびが入ってしまう可能性があるようです。そのため、なるべくパックに入れたまま保存するようにしましょう。
また、パックに入れたまま卵の尖っている方を下、丸い方が上にして置くと安定してひびが入りづらくなります。
2パック一緒に購入することもあると思いますが、卵用のスペースに入りきらない場合はパックのまま割れにくいところに入れておくようにしましょう。
卵の冷凍での賞味期限と保存方法
卵の冷凍での賞味期限はどのくらい？
卵は冷凍保存に向かないと言われています。
生卵やゆで卵では冷凍することができません。そのため、冷凍したい場合には卵焼きや炒り卵など溶き卵にして加熱し、保存するようにしましょう。
その場合の賞味期限は1か月ほどです。
卵の冷凍保存の方法
先ほども書いたように、生卵やゆで卵は冷凍できません。
生卵は黄身が元の状態に戻らず固くねっとりとした感じになってしまうため、解凍しても使うことができません。
ゆで卵は冷凍すると水分がとんで、パサパサになってしまうため、美味しくなくなってしまいます。
冷凍保存したいときには、溶き卵にして加熱して保存するようにしましょう。炒り卵などにしたらジップロックに入れ、空気を抜いて保存します。
また、小分けにして保存することで使いやすくなるので便利です。
卵の解凍方法
解凍するときには電子レンジで解凍することができます。使いたいときに冷凍庫から出して、電子レンジで解凍して使ってください。
卵は腐ると見た目はどうなる？
- 異臭がする
- 黄身が割れる
- 白身と混ざる
- 水に浮く
割った時に腐っていると分かるものに異臭があります。割ったとたんに変な臭いがしたら悪くなっている証拠です。
割った時に黄身が割れてしまっていたり、白身と黄身が混ざっている場合には注意が必要です。うまく割れなくて混ざってしまったのではなく、黄身が古くなると水っぽくなります。
そのため、弾力がなくなってすぐに割れたり、白身と混ざってしまいます。
また、割らずに古い卵を見つけるには水に浮かべてみるとすぐに見分けることができます。新しい卵は水に入れると沈み、古い卵は水に浮かびます。浮いた卵は割った時に気を付けて見るようにしましょう。
賞味期限切れの卵は食べられる？
賞味期限とは、美味しく食べられる期間であり、食べられなくなってしまうわけではありません。そのため、賞味期限を過ぎたものは7日～10日ほど加熱すれば食べることができます。
過ぎてしまった場合には生で食べるのを控えて、70℃で1分以上加熱して食べるようにしましょう。
しかし、賞味期限が過ぎても食べられるのは冷蔵保存したもののみです。常温保存したものの場合には様子を見てから食べるようにしましょう。
新鮮な卵の選び方
割らずに判断する方法は光に当てて透かして見ることです。新鮮な卵なら光が透けて明るく見えます。しかし、古い卵だと光に透けず黒っぽく見えます。
さっき紹介した、水に浮かせてみる方法も有効です。透かしてもうまく見えないときには、水の中に入れてみて下さい。
また、割ってみるのが1番分かりやすい方法です。新鮮な卵は黄身がぷっくりと盛り上がっていますが、古くなった卵は平べったい状態になります。
卵の保存方法と保存期間まとめ
卵は寒い季節なら常温保存も可能ですが、冷蔵庫での保存が一番安全です。また、生で食べる場合には賞味期限内にしましょう。
加熱して食べる場合は、賞味期限を過ぎてしまっても7日～10日ほど食べることができます。賞味期限を過ぎた卵は70℃で1分以上加熱して食べるようにしてください。
卵は上手に使うと賞味期限を長くできる食材なので、賞味期限が切れたからと言って捨てるのではなく、しっかりと加熱して食べましょう。
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