玉ねぎって食材の中でもいろんな料理に使えるので、ついたくさん買ってきたはいいものの保存場所に困った…なんてことはありませんか?
玉ねぎを美味しく保存するには、皮のついたままの玉ねぎであれば常温で、皮をむいたり、すでにカットしている玉ねぎなら冷凍庫で保存すると美味しさを保つことができます。
今回は玉ねぎの賞味期限と保存方法についてご紹介していきます。
目次
玉ねぎの常温での賞味期限と保存方法
玉ねぎの常温での賞味期限はどのくらい?
皮をむいていない玉ねぎは、日陰で風通しの良い所であれば、2か月以上持ちます。
皮をむいたり、すでにカットしている玉ねぎは、傷みやすいた常温では保存できません。
玉ねぎの常温での保存方法
皮をむいていない玉ねぎを常温で保存する場合は、風通しのよい冷暗所を選びましょう。玉ねぎを個別に、ネットやストッキングに入れて吊るして保存するのが基本です。
しかし玉ねぎは湿度を嫌うので、気を付けなければいけないのは、風通し。風通しが悪く湿気の多い場所に吊るしてしまうと、かえって傷んでしまうことも!
でも、ご安心ください!吊るす以外の方法ももちろんありますよ。
1個ずつ新聞紙で包んで、段ボールやかごに入れて保存する方法でも大丈夫です。これなら場所を気にせずに、比較的簡単に保存することができますよね。
皮をむいたり、すでにカットしている玉ねぎは空気に触れると、どんどん傷んでしまうので常温では保存できません。
冷蔵庫で保存するようにしてください。
玉ねぎの冷蔵庫での日持ちと保存方法
玉ねぎの冷蔵庫での賞味期限はどのくらい?
皮をむいていない玉ねぎは常温での保存が基本ではありますが、ご注意いただきたいのは夏場!暑い夏のシーズンは常温で保存すると腐敗が進みます。
1個ずつ新聞紙に包んで、冷蔵庫で保存します。この場合は、1か月が保存期間の目安です。
半分に切った玉ねぎの場合は1週間~2週間は日持ちしますが、切り口から傷んできやすいのでできるだけ早めに使い切ってください。
スライスしたりみじん切りした玉ねぎの場合は、最も傷みやすく2日~4日ほどが目安です。保存する際は、出来るだけラップなどで密封してくださいね。
玉ねぎの冷蔵庫での保存方法
皮をむいていない玉ねぎは、新聞紙などに個別に包んで保存します。
半分に切った玉ねぎの場合は、切り口の断面が空気に触れないようピッチリとラップを出来るだけ密着させながら包み、冷蔵庫へ。
スライスしたりみじん切りした玉ねぎはラップに包んだり、ジッパーの付いたビニールの袋やタッパーに入れて、保存することができます。
また、玉ねぎは湿度に弱いので、野菜室ではなく普通の冷蔵庫に入れましょう。
玉ねぎの冷凍での賞味期限と保存方法
玉ねぎの冷凍での賞味期限はどのくらい?
皮をむいていない玉ねぎを冷凍保存することはなかなかないと思いますが、
調理した際に少しだけ余ってしまった…という場合などは、冷凍して1か月ほど保存することができます。
ここでご注意いただきたいのは、カットしただけの生のままでは冷凍保存できません。生のままだと酵素の働きで腐敗が進んでしまうのです。
この酵素は低温であれば、働きも鈍りますが、冷凍保存している日数がたてばたつほど徐々に腐敗します。事前に加熱処理すると、酵素は壊されるので、腐敗の進行を遅らせることができます。
玉ねぎの冷凍保存の方法
前述の通り、生の玉ねぎは冷凍することができません。しかしゆでたり炒めたりして、加熱・調理したものに限っては可能です。
薄切りやみじん切りにしたものを炒めたり電子レンジで加熱したものをフリーザーバッグなどの密封容器に入れて冷凍室へ入れてください。
ここで私なりのコツですが、冷凍するときには、小分けして少しづつ保存することで、使うときに必要な分量だけを解凍することができます。
後々の時短につながりますのでぜひ試してみてくださいね。
また、当たり前ですが保存日を記載しておけばいつでも保存日を確認することができ、安心ですね。
玉ねぎの解凍方法
玉ねぎの解凍方法はいたって簡単です!
電子レンジもしくは自然解凍で半解凍しても良し、凍ったまま調理も良しです。
冷凍したものは食感が失われやすいため、炒め物などシャキシャキとした食感を楽しむ料理には不向きです。
私はよく甘味を生かしたいときに使います。例えば、カレーを作るときのあめ色玉ねぎに活用したり、ポテトサラダに入れて甘さを出したり…
炒めたり冷ます手間がいらないので、ハンバーグなんかにも使ってもとっても便利でオススメですよ。
玉ねぎは腐ると見た目はどうなる?賞味期限切れも食べられる?
玉ねぎが腐っている判断は簡単です。明らかにおかしい雰囲気があります。見た目や臭いで食べようと思う状態ではないはずです!
- 玉ねぎの頭部分にチューリップのような芽が伸びている
- 悪臭がある(かなりきつい臭いがしますのですぐ判断できます)
- 触るとぶよぶよしていて、柔らかく崩れたりする
- 茶色く変色しているところがある
上記のような状態の玉ねぎは、迷わず廃棄してください。腐敗が進んだ玉ねぎは、悪臭がするのでビニール袋に密閉しておいたほうが無難です。
新鮮な玉ねぎの選び方
- 丸々としていて球形に近い
たまねぎは球形に近ければ近いほど良いです。形の悪いものは収穫のタイミングが悪くて熟しすぎている可能性が高く、傷みやすいです。
- 皮に傷がない
玉ねぎはよく乾燥させてから出荷されています。外皮は傷の少ないもの、ツヤのあるものほど良質です。また外皮が浮かびあがって見えるものなどは、皮の裏にカビが生えている可能性があるので注意が必要です。
- 重みがある
皮が硬く締まっているものほど、しっかりとした重みを感じられます。同じサイズのものならより重たいものを選んでください。
- 頭を押しても凹まない
玉ねぎは頭の上から徐々に傷んでいきます。感触を確かめる場合には、まず頭部を触ってみてください。硬さがしっかりとしたものは良質で、逆に頭の部分を押してみて柔らかいものは、傷みやすいです。
玉ねぎの保存方法と保存期間まとめ
玉ねぎは常温で風通しの良い場所に吊るすか、1個ずつ新聞紙に包んで段ボールやかごで保存します。その場合は、2か月を目安に使い切りましょう。夏の時期や皮をむいた状態で保存する場合は、冷蔵庫に入れます。その場合は、1か月が保存期間の目安です。
冷凍保存する場合は、生の玉ねぎではいけません。加熱・調理したものに限ります。冷凍保存の場合も1か月保存することができますよ。解凍する際は、電子レンジや自然解凍でもOK、凍ったまま調理してもOKなのでとっても便利ですね。
また、玉ねぎは腐ると悪臭がしてきて、見た目も変色や芽が出てくるなど、判断がつきやすい食材です。腐っているな…と思ったら廃棄してくださいね。
玉ねぎは傷や、頭部の切り口から傷みが進んでいくので、表面に傷の無い頭部の硬くてしっかりしている物を選びましょう。また全体的に球体で、ずっしりと重量のあるものを選べればベストですよ。
便利な食材「玉ねぎ」。正しく保存して美味しく食べるよう心掛けてみてくださいね。
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などに便利です。
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