お菓子

あんこの賞味期限が長い理由はなぜ?開封後の保存方法のおすすめは?

甘くて美味しい『あんこ』。和菓子にしたりお汁粉にしたりいろんなアレンジができて美味しいですよね。

時々無性にが食べたくなってスーパーであんこを買ってみたはいいものの、開けてみたら思いのほか量が多かった!という経験はありませんか?

1日では食べきれないのでついつい余らせてしまいがち。「市販のあんこって日持ちしないの?」「どうしたら無駄にせずに使い切れるの?」と疑問に思わることもあるのではないでしょうか。

市販されているあんこを保存する場合、未開封であれば常温保存ができますが、開封した場合は冷蔵庫で2~3日冷凍であれば1~3ヶ月保存することができますよ。

今回はあんこの風味を損なわず、美味しく保存するコツや注意点などについてご紹介していきます!あんこのベストな保存法を知って、美味しいあんこを頂きましょう!

あんこの常温での賞味期限と保存方法

あんこの常温での賞味期限はどのくらい?

あんこを常温保存する場合は未開封の状態であることが条件です。その場合それぞれ商品やメーカーによっても大きく異なりますので、賞味期限を確認するようにしてください。

あんこの賞味期限目安(参考)

  • 袋入りタイプ:メーカー等によっても異なりますが60日~3ヶ月(井村屋は6ヶ月~1年未満、御座候は3ヶ月が目安)
  • チューブ型タイプ:6ヶ月~1年未満
  • レトルトタイプ:1年~2年未満
  • 缶づめライプ:3年

パッケージやメーカーによっても賞味期限には大きく差がありますね。これは餡に含まれる糖質の割合によって賞味期限が異なるためなのです。

市販で味のついているあんこは、糖度がとても高く、また密封されているものですので上記のように長期保存がきくのです。

どの商品にも言えることは、開封後は冷蔵・冷凍で保存すること。商品に記載されている賞味期限は、未開封の状態の場合なのでご注意くださいね。

あんこの常温での保存方法

市販のあんこが未開封の場合はその商品の賞味期限を超えない限りで風通しの良い冷暗所で保管するようにしましょう。

開封した後は常温保存はできませんので、冷蔵・冷凍保存するようにしてくださいね。

あんこの冷蔵庫での日持ちと保存方法

あんこの冷蔵庫での賞味期限はどのくらい?

目安として、冷蔵庫保存する場合であれば2~3日中には使い切るようにした方が無難です。

あんこの冷蔵庫での保存方法

あんこを冷蔵する際は調理した鍋や市販品の入れ物のまま保存せず、密封容器へ移し替える必要があります。

空気に触れるとあんこに含まれる水分が飛んでしまいパサパサと乾燥してしまい、あんこの質が落ちてしまうためです。

あんこが劣化するのを防ぐためにも蓋付きの密閉容器に入れるようにして、冷蔵庫で保存します。

あんこの冷凍での賞味期限と保存方法

あんこの冷凍での賞味期限はどのくらい?

2~3日以内に使い切る予定がない場合には冷蔵保存ではなく、冷凍保存するようにします。冷凍保存であれば、1~3ヶ月程度日持ちさせることができます。

あんこの冷凍保存の方法

冷蔵保存の時と同様密封容器にいれて保存が基本ではありますが、冷凍の場合は使うときのことを考えて一工夫すると使うときにとても便利になります。

まず空気が入らないようにラップなどで包んだり1回分のあんこをジッパー付きの密封袋にいれます。その際、厚さ1cm程度になるよう薄く伸ばし、板チョコのように割線を入れます

そうすると使いたい分だけ簡単に割って取り出すことができるのです。とっても手軽にできて便利なのでぜひお試しくださいね。

あんこは色んな料理(おやつ)に加工すると思います。おはぎ、今川焼、御座候なども冷凍すると1ヶ月程度日持ちします。

あんこの解凍方法

冷凍したあんこを使いたいときは、冷蔵庫や室内で自然解凍させます。

その後、解凍したあんこをお鍋で加熱すれば、小豆の風味を復活させることができます。解凍したあんこの水分が少なけばお鍋で加熱した際に焦げやすくなりますので気をつけてください。

電子レンジを使った解凍方法もありますが、均一に温まらないとあんこの風味が飛んでしまうので、できれば自然解凍後にお鍋で加熱するほうがオススメです。

あんこは腐らない?腐る?賞味期限切れも食べられる?

  • 酸っぱい匂いがする
  • パサパサとした食感である
  • あんこを食べたときに舌がピリピリする
  • ねっとり糸をひいている
  • 緑や白のカビが生えている

あんこが腐ると上記のような状態になります。甘いはずのあんこですが酸っぱい匂いがしたり水分が飛んでしまっているあんこであれば、パサパサとした食感になってしまいます。本来あんこは甘くてしっとりしているものですので、違和感を感じれば無理して食べず、廃棄しましょう。

またあんこはセレウス菌という細菌が付着しやすい食べ物で、この細菌は加熱しても死滅しません。糸を引いたりカビが生えているものは食中毒の原因です。絶対に食べないようしましょう。

あんこが腐らないというのは嘘です。あんこを口にして舌がピリピリしたら絶対に飲み込まないようにしましょう。

あんこの保存方法と保存期間まとめ

市販のあんこは未開封の場合であれば商品の賞味期限内は冷暗所で常温保存することができますが、開封したものであれば冷蔵保存・冷凍保存するようにします。

冷蔵の場合は2~3日中に使い切るようにして、それ以上保存したい場合は冷凍保存すること。冷凍すれば、1~3ヶ月保存することができますよ。

自然解凍したあとにお鍋などで火を入れると風味が復活します。

あんころ餅やおはぎなどの和菓子を作ったり、パンに塗って食べたり、お汁に入れてお汁粉にしたりなど、さまざまなアレンジができる美味しいあんこ。

余ったあんこは保存方法を守って上手に保存し、美味しく活用してくださいね!

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