潮干狩りやスーパーで貝を買って来たはいいものの、保存方法に迷ってしまったことはありませんか?
貝は、頻繁に食べる物ではないのでどうやって保存すれば良いのかわからないことが多くありますよね。
そんな方のために、今回は潮干狩りやスーパーで購入した貝の賞味期限や保存方法などをご紹介します。
保存前に必ずするべき砂抜きの方法なども一緒に紹介しますので、潮干狩りの貝を料理に活かしていきましょう。
目次
潮干狩りの貝の常温での賞味期限と保存方法
潮干狩りの貝を持ち帰り、常温で保存する場合の賞味期限と保存方法を紹介します。
潮干狩りの貝の常温での賞味期限はどのくらい?
潮干狩りの貝やスーパーで購入した貝を常温で保存することは極めて危険です。なぜなら貝を保存する時の適正温度は、10〜15℃だと言われています。
貝は基本的に常温保存には向いておらず、冬であっても常温保存は避けることが先決。
しかし、保存前の砂抜きは常温で行うのはOKですが、持って数時間だそうです。
潮干狩りの貝の常温での砂抜き方法
スーパーで購入した貝は、砂抜きが不要なものもありますが、潮干狩りの貝は、保存前に砂抜きする必要があります。
スーパーで購入した貝も念のため砂抜きする方がいいです。砂抜きする時には、平らなパッドや鍋、洗い桶などを用意しましょう。
やり方ですが、500mlの水に対して、大さじ1の塩を溶かした塩分濃度3〜3.5%の塩水を用意したら、用意したパッドなどに貝同士が重ならないように並べます。
そこへ用意した塩水を貝の頭が少し出るくらいまで注ぎましょう。容器の上に新聞紙などを被せて暗くしてあげることで、貝がリラックスして砂をよく吐いてくれます。
潮干狩りの貝であれば4〜6時間、スーパーで購入した貝は、2〜4時間を目安にしましょう。
時間が経ったら、塩水を捨てて殻同士を擦り合わせるように表面のヌメリを洗い流します。
再びパッドに並べて乾燥しないように、上から濡れ布巾やキッチンペーパーなどをかけておきましょう。
潮干狩りの貝の冷蔵庫での日持ちと保存方法
潮干狩りの貝を持ち帰り、常温で保存する場合の賞味期限と保存方法を紹介します。
潮干狩りの貝の冷蔵庫での賞味期限はどのくらい?
潮干狩りの貝やスーパーで購入した貝は、冷蔵庫で保存すると1〜2日だと言われています。
中には、2〜3日とも言われていますが、冷蔵保存しても早めに食べ切ることがおすすめ。
すぐダメになってしまうという理由もありますが、新鮮な貝を食べようと思ったらその期間がベストです。
潮干狩りの貝の冷蔵庫での保存方法
潮干狩りの貝を冷蔵庫で保存する際は、砂抜きをした後、ボウルに1Lの水に対して30〜35gほどの塩を入れて、そこへ貝を投入。上から新聞紙や、キッチンペーパーなどを被せて野菜室や冷蔵庫で保存しましょう。
スーパーで購入した貝は、砂抜きしてある物も多いので、パックのまま冷蔵保存がベストです。
潮干狩りの貝の冷凍での賞味期限と保存方法
潮干狩りの貝を持ち帰り、常温で保存する場合の賞味期限と保存方法を紹介します。
潮干狩りの貝の冷凍での賞味期限はどのくらい?
潮干狩りやスーパーで購入した貝を冷凍保存する際の賞味期限は、1ヶ月ほどだと言われています。
冷凍保存の貝は、比較的長期間保存が効きますが、早めに使い切ることがおすすめ。
冷凍保存したからと言っても貝は鮮度が重要ですし、潮干狩りで頑張って取って来たのであれば、なおさらです。
潮干狩りの貝の冷凍保存の方法
潮干狩りの貝やスーパーの貝を砂抜きした後、真水で殻を擦り合わせながらしっかり洗って、水気を拭き取ります。
その後、金属製のトレーの上に重ならないように並べて、冷凍庫へ入れて保存しましょう。貝が凍ったらフリーザーバックに移し替えてしっかり空気を抜いてから、再び冷凍庫へ入れて保存します
量が多い時は、1食分ずつ小分けにしてフリーザーバックに入れて保存することをおすすめします。
潮干狩りの貝の解凍方法
貝は、自然解凍などをするのではなく、解凍はせずにそのまま調理して使う方がいいでしょう。
解凍してから調理しても貝が開かない可能性が高いため、解凍なしで直接加熱調理します。
潮干狩りの貝は腐ると見た目はどうなる?賞味期限切れも食べられる?
意外と潮干狩りやスーパーの貝が腐った時の見分け方は難しい部分があります。食べようと思ったら腐っていたという経験も少なくありません。
- 加熱しても口が開かない
- 貝の身が溶け出している
- 砂抜きしている水が白く濁る
- 強い硫黄臭や磯の臭いがする
貝が腐っているのかどうかを見分ける一番のポイントは、加熱して貝が開くがどうかです。
加熱しても、殻が開かない場合は、死んでいる可能性が高いので、食べるのはやめましょう。
臭いを確かめてみて、臭くないことと貝が開くかどうかが見極める基準になるそうです。
新鮮な潮干狩りの貝の選び方
潮干狩りの時に、美味しい貝を見分ける方法がいくつかあります。
まずは模様の濃さをチェックしてみましょう。
模様がハッキリしているあさりは、砂地で育っているため美味しいそうです。模様がボンヤリしているあさりは、泥の中で育っているので鮮度が落ちると言われています。
さらに、身が締まっていて美味しいあさりは、沖で育っているあさり。
潮干狩りで出会う貝にも色々な模様や種類があるので、見極めながら取りましょう。
潮干狩りの貝の保存方法と保存期間まとめ
たくさん取った潮干狩りの貝を美味しく食べるためには、賞味期限を守って早めに食べることがポイント。
潮干狩りの貝もスーパーの貝も鮮度が重要です。
時間が経てば立つほど鮮度が落ちてしまい、せっかくの貝の味が楽しめないということも。そうならないためにも、しっかり塩抜きをして冷蔵や冷凍保存してあげましょう。
真空パックん
食材をついつい腐らせてしまうことってありませんか?
そんな時、ラップでなく真空パックにすると食品がイキイキします!
真空パックんは家でもサッと真空パックができる家庭用の真空パック器です。
例えば、
- コストコなどまとめ買いの小分け保存
- お弁当用のおかずの作り置き
- お子様への仕送り用
- 燻製作り、低温調理に活用
- ペットフードの酸化防止
などに便利です。
また、家庭に留まらず飲食店や生鮮食品店での食材保存にも使用されている実績ある画期的な商品ですので、よかったら見てみてください。