豚肉の賞味期限はどのくらい?保存方法は小分けして冷凍がおすすめ!

牛肉より栄養価が高く、安価で使いやすい豚肉。
全体にやわらかく脂肪も適度にあるのでたんぱく源としても大変重宝する食材ですよね。

ですが、いざまとめ買いをしてみると「冷凍保存してみたけどどれくらい日持ちするの?」「ドリップがでているけど傷んでいるってこと?」などと疑問に思われた経験はありませんか?

豚肉を長持ちさせるためにはできるだけ早く清潔な状態で冷凍保存することがポイントです。

冷蔵庫で保存することもできますが賞味期限までです。さらに日持ちさせたい場合には空気を抜いて小分けにして冷凍するといいですよ。

今回は豚肉の適切な保存期間と方法についてご紹介していきます。

豚肉の常温での賞味期限と保存方法

豚肉の常温での賞味期限はどのくらい?

豚肉は生ものですから、常温保存には不向きの食材です。

購入してから長くて2~3時間以内には、冷蔵庫もしくは冷凍庫へ移動させるようにしてくださいね。

豚肉の常温での保存方法

豚肉には10℃以上の環境で細菌が繁殖しやすい食材です。そのため豚肉は常温で放置してするのは危険。スーパーから帰ったらできるだけ早めに冷蔵・冷凍するようにしましょう。

豚肉の冷蔵庫での日持ちと保存方法

豚肉の冷蔵庫での賞味期限はどのくらい?

豚肉を冷蔵庫で保存した場合、消費期限内に食べきるようにしましょう。冷蔵庫にチルド室がある場合は、チルド室に保管する方がいいですよ。

豚肉の冷蔵庫での保存方法

豚肉を保存する際はドリップを拭き取ってから冷蔵庫に入れましょう。

ドリップとは肉の中から出てくる赤い液体のこと。肉から染み出てきたたんぱく質・うま味成分などが含まれており、臭みの原因になるので必ず拭き取ってから冷蔵庫へ入れてくださいね。

豚肉の冷凍での賞味期限と保存方法

豚肉の冷凍での賞味期限はどのくらい?

冷凍保存した場合は1か月が目安ですが、挽き肉の場合は2週間以内です。

新鮮な豚肉を素早く清潔な状態で冷凍することが長持ちさせるためのポイント。

ですが長く冷凍すればするほど肉の酸化や乾燥の原因になってしまうので、できるだけ早く使い切るように心がけましょう。また冷凍庫の開け閉めの頻度が多いと、庫内の温度が上昇してしまいますので気を付けましょう。

私は冷凍した日と元の賞味期限を両方保存袋に書き込んでいます。そうすると使い忘れを防ぐことができますし、古いものから使っていくことができますのでオススメです。

豚肉の冷凍保存の方法

空気に触れる面が多いと豚肉の味が落ちてしまいますので、空気が触れないようにラップやジッパー付きの保存袋などに入れて保存します。

豚肉に限らず、お肉の冷凍で重要なのは「密封」すること。

上手に密封できていないと空気に触れて酸化してしまったり、霜がついたり、ほかの食品の臭いが移ってしまったりする可能性があります。

スーパーで買った食品トレーのまま冷凍するのはNGです。空気に触れてしまうだけでなくドリップが出ている場合は豚肉が傷んでしまいます。

お肉の下に敷かれている「ドリップ吸収シート」もそのまま冷凍すると不衛生ですので取り除きましょう。

またタッパーなどの保存容器もNGです。空気が入ってしまうためです。

密封できるラップや保存袋に入れ、しっかり空気を抜いて保存するようにしましょう。

また解凍するときのことを考えて小分けにして冷凍すれば、使いたい分だけ使うことができるのでオススメですよ。

豚肉の解凍方法

豚肉を美味しく解凍するには「流水解凍」がオススメです。失敗しにくく豚肉の旨味が損なわれにくい解凍方法です。

一方、電子レンジで解凍するとドリップが出やすくなったり、加熱ムラが起きやすく失敗しがち。

常温解凍もできますが常温で放置しすぎると雑菌が繁殖しやすい状態に長時間さらされることになるため気を付けなければなりません。

流水解凍であれば半解凍状態にしやすかったり、常温保存より短時間で解凍できるというメリットもあります。

ただし、一度解凍した豚肉の再冷凍はもちろん再冷蔵も危険です。解凍したものは必ず加熱調理して、その日のうちに食べきるようにしましょう。

豚肉は腐ると見た目はどうなる?賞味期限切れも食べられる?

  • 変色がある(緑・茶色・黒・白)
  • 異臭がする
  • ドリップがたくさん出ている
  • ネバネバしている

上記のような状態がみられたら食べずに廃棄するようにしてください。

豚肉は特に「カンピロバクター」「サルモネラ」「O157」という菌に注意が必要です。食中毒になってしまった場合は「激しい下痢」「嘔吐」「発熱」などの症状が出てしまいます。

さらに一度発生した菌は加熱調理をしても死滅しない場合があります。腐敗し始めているかな?と少しでも不安な点があれば無理せず廃棄しましょうね。

新鮮な豚肉の選び方

綺麗なピンク色をしていて表面がみずみずしく光沢があるものを選びましょう。暗い色で褐色がかっている肉や赤色が強いものは老齢か古いもので硬い豚肉である証拠です。

また脂肪が黄色になったものや少し豚肉の表面が黄色っぽいものは傷みやすいので避けましょう。

表面にうっすらと脂が乗っていて、赤身の割合が多いものを選ぶとよいですよ。

ドリップが出ていないかの確認も忘れずに!

豚肉の保存方法と保存期間まとめ

豚肉は常温保存できない食材です。スーパーで買ってきたらできるだけ早めに冷蔵・冷凍保存するようにしましょう。

冷蔵保存の場合は賞味期限内であればそのまま保存できますが、冷凍保存の場合は食品トレーのままではNGです。

空気に触れないようにラップや密封できる保存袋にいれるようにしましょう。そうすれば1か月程度、挽き肉であれば2週間日持ちさせることができます。

腐敗した豚肉を食べると食中毒の危険がありますので、食べる際は目や鼻でしっかり確かめてくださいね。

いろんなお料理に使えて、良質な「タンパク質」が豊富に含まれている豚肉。

適切な保存期間・保存方法で安心・安全な豚肉を美味しくいただきましょう。

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