たけのこは「たけのこご飯」や「煮物」などにして食べたくなる春の野菜ですよね。買ったりもらったのはいいけれど、1度で使い切れずに保存方法に悩んだことはありませんか?
たけのこは下茹でしてアクを抜いてから、冷蔵庫や冷凍庫で保存することが大切です。
今回は、たけのこの賞味期限と保存方法について、ご紹介していきたいと思います。
目次
たけのこの常温での賞味期限と保存方法
まずは、たけのこの賞味期限と保存方法を常温の場合で解説します。
たけのこの日持ちは常温ではどのくらい?
たけのこは生のまま常温保存することはおすすめできません。時間が経つと味が落ちて、エグミが強くなってしまいます。
保存するときにはなるべく早く茹でて、冷蔵庫で保存するようにしましょう。
たけのこの常温での保存方法
先ほども書いた通り、常温保存はおすすめできません。
どうしても常温保存しなくてはいけない場合は、皮ごと新聞紙で包んで保存しましょう。
たけのこの冷蔵庫での日持ちと保存方法
次にたけのこの賞味期限と保存方法を冷蔵の場合で解説します。
たけのこの冷蔵庫での賞味期限はどのくらい?
生のたけのこは冷蔵庫で保存することはできません。保存するときには、茹でてアクを抜いてから保存することで、4~5日の賞味期限になります。
たけのこの冷蔵庫での保存方法
たけのこを冷蔵庫で保存する場合には、下茹でしてから深めのタッパーなどに水を入れ、その中にたけのこを入れて保存します。
タッパーの中の水は毎日変えるようにしましょう。
たけのこの冷凍での賞味期限と保存方法
たけのこの賞味期限と保存方法を冷凍の場合で解説します。
たけのこの日持ちは冷凍だとどのくらい?
たけのこを冷凍保存した場合、賞味期限は1か月ほどになります。
冷凍するといっきに期限が伸びますよね。冷凍保存もしやすい食材なので積極的にとりいれてみてください。
たけのこの冷凍保存の方法
たけのこはそのまま冷凍すると、水分が抜けて、スカスカになってしまいます。
スカスカにならないようにするためには、冷凍するときに工夫が必要です。冷凍方法がいくつかあるので、それぞれの方法について、ご紹介していきたいと思います。
下茹する
これが1番基本的な冷凍方法です。
冷蔵の時と同じように下茹でして、アク抜きをしてから冷凍します。
このとき、たけのこは小さく切ることが大切です。使う料理に合わせて、茹でたら切っておきましょう。
切ったあとはキッチンペーパーで水気をよく拭き取り、ジップロックなどの袋に入れて冷凍庫に入れます。
砂糖を使う
砂糖を入れて冷凍することで、たけのこの食感を保つことができます。
基本的にはさっきと同じです。下茹でして小さく切ったら、水気を拭きとり、ジップロックなどの袋に入れます。そのあとに砂糖を全体にまぶします。
このとき、砂糖が多すぎるとたけのこが甘くなってしまうので、少量にしましょう。
味付けする
アクを抜いたたけのこを、味付けしてから冷凍する方法です。味をつけて、煮汁と一緒に冷凍することが大切です。
煮汁と冷凍することで、水分が抜けるのを防ぐことができます。ジップロックなどの袋に入れて、しっかりと空気を抜いて冷凍庫に入れましょう。
たけのこの解凍方法
冷凍したたけのこは、解凍せずにそのまま使うことが可能です。解凍の時間が要らないので、素早く調理することができます。
電子レンジで解凍することもできますが、解凍したたけのこを全て使わなければいけなくなるので、注意が必要です。
たけのこを長期保存する方法
たけのこを長期保存したい場合には塩漬けがおすすめです。
下茹でしたたけのこをざるなどに入れ、水気をしっかりときり、半分に切ります。タッパーなどの容器の底に塩を敷き詰めます。その上にたけのこの切り口が塩に触れるようにのせます。
そして、たけのこと容器の隙間や上にたっぷり塩を入れていきます。
こうすることで、暑い季節などに常温に置いておいても、1年ほど保存することができます。冷蔵庫で保存することもできるので、不安な方は冷蔵庫で保存してください。
たけのこは腐ると見た目はどうなる?賞味期限切れも食べられる?
- 異臭がする
- カビが生える
- 変色する
- ふにゃふにゃに柔らかくなる
- 白い液体が出てくる
たけのこが腐るとこのような状態になります。
酸っぱい臭いがしたり、カビが生えたり、赤やピンク色に変色した場合にも腐っている証拠です。
また、触った時にふにゃふにゃしたり、白い液体が出ている場合も腐っているので、よく見てみましょう。
新鮮なたけのこの選び方
新鮮なたけのこを選ぶときには、いくつかのポイントがあります。
皮の色は薄いものがおすすめです。色の濃いものや黒っぽい皮のたけのこは、日光に当たっていてエグミが強いため、あまり美味しくありません。
皮の色が薄く、先が黄色っぽいものを選ぶことで、柔らかく美味しいたけのこを選ぶことができます。また、皮に艶があるものも新鮮なので参考にして下さい。
たけのこの切り口は時間が経つと変色していきます。白いものの方が新鮮なので、購入するときには見てみて下さい。
形としては、丈が短くて太いものが柔らかくて美味しいたけのこです。
たけのこの保存方法と保存期間まとめ
たけのこは下茹でしてアクを抜いてから保存することが大切です。冷蔵なら4~5日、冷凍なら1か月、塩漬けなら1年ほどの賞味期限になります。
冷蔵保存ならタッパーに入れて水を毎日変えて保存しましょう。
冷凍保存なら下茹でしたあと、小さく切ってから冷凍することが大切です。
たけのこは、日持ちしにくい食材です。1つ食べきるのは難しいので、正しく保存して長く美味しく食べましょう。
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