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オクラの賞味期限は冷蔵庫で1週間日持ちする?冷凍保存の方法とは

オクラはアフリカが原産なので暖かい所を好む野菜であるため、野菜室に入れておいたオクラが気づいたら黒く変色してしまった…なんてことはありませんか?生でもおいしい、茹でてもおいしい、揚げてもおいしいオクラですが傷みやすいのが難点ですよね。

使用するたびに毎回購入するのも良いですが、上手に保存しておければ使いたいときにすぐに取り出せて便利ですよね。オクラは生のままなら冷蔵庫の野菜室に保存、茹でた場合はラップして冷凍庫に保存すればよく日持ちします。

そこで今回は、傷みやすいオクラを常温、冷蔵、冷凍するそれぞれ場合の保存方法をご紹介します。

オクラの常温での賞味期限と保存方法

3つのオクラ

オクラの常温での賞味期限はどのくらい?

オクラは傷みやすい野菜です。

もしも常温で保存する場合には、表面が黒く変色する前に2、3日を目安に使い切りましょう。

オクラの常温での保存方法

オクラが生って(なって)いるところを見たことがありますか?

オクラは生り口を下にして、上向きに成長して生っているんですよ。そのため生のまま保存する場合には、生っていた時と同じように切り口を下にして保存していきます。

オクラは乾燥と寒いところが苦手です。

オクラを保存するときには水では洗わず、キッチンペーパーなどにくるんで保管しましょう。乾燥が気になる場合にはビニール袋などに入れて口を縛っておくと良いでしょう。

オクラの冷蔵庫での日持ちと保存方法

オクラの冷蔵庫での賞味期限はどのくらい?

オクラを生のまま冷蔵庫で保存する場合も、野菜室で2、3日程度になります。

オクラの冷蔵庫での保存方法

オクラは低温が苦手で低温障害を起こしてしまうことがあるので、冷蔵するなら必ず野菜室で保存しましょう。

今回はオクラを生のまま冷蔵庫で保存する方法を2つご紹介します。

  1. 常温で保存するときと同じように洗わずキッチンペーパーに包んで、ジップロックなどの袋に入れて切り口を下にして立てて保存
  2. コップの底に湿らせたキッチンペーパーを敷き、オクラの切り口を下にしてコップにさして立てて保存。この方法ですと5日ほど保存できます。

オクラは濡れてしまうと濡れた部分が茶色く変色してしまうので、保存する場合には水分に気を付けましょう。

オクラの冷凍での賞味期限と保存方法

切ったオクラ

オクラの冷凍での賞味期限はどのくらい?

オクラを冷凍で保存する場合は1カ月ほど保存が可能です。

オクラの冷凍保存の方法

茹でてから保存する場合ですが、1本そのまま保存する方法と、カットしてから保存する方法があります。

1本のまま保存する場合は、オクラを1ネットあたり小さじ一杯の塩をまぶして板摺(板ずり)し、産毛を取っていきます。

ネットから取り出し水洗いしてオクラのへたの先端部分を切り落とし、軸の部分を中心に鉛筆のように、がくをぐるりと一周円錐状に切り落としていきます。がくの部分は少し硬いので十字に切込みを入れておくと茹でやすいです。

そして沸騰したお湯に10~15秒茹でざるにあげます。ざるに間隔をあけてならべ、水分が切れたらバットに間隔をあけて並べ冷凍庫に入れ、凍ったらジップロックに入れて冷凍保存します。

カットして保存する場合は、塩で板ずりして産毛を取ったオクラの額の部分を切り落とし、沸騰したお湯でお好みの柔らかさまで茹でます。

茹でたオクラを氷水に入れて冷まします。冷めたらしっかりと水分をふき取り、カットします。

ラップに1回使用する量ずつ包みます。包む際は平らになるように包み、ジップロックに入れて冷凍保存すればOKです。

オクラの解凍方法

1本丸ごと冷凍で保存した場合には、もう一度お好みの柔らかさまで茹でて使用してください。熱湯に2分ほど入れるだけです。

カットして保存したオクラの場合は、電子レンジで解凍するのが便利です。使用する分を自然解凍やレンジで解凍して使用しましょう。

オクラは腐ると見た目はどうなる?賞味期限切れも食べられる?

オクラは傷みやすい野菜で、表面にぽつぽつと黒い斑点が出てきてしまいます。これは人体に影響はないですが、低温障害や黒斑病という野菜の病気によるものです。

黒い斑点をみると食べられないのではないかと思ってしまいますが、状態によっては問題なく食べることができます。

食べられる状態とは、表面は黒いがカットしてみて中身はキレイ、少し萎びているが種は変色していない状態です。逆に食べられない状態は、カットする前から表面にぬめりがあったり、種が変色して茶色くなっている状態です。

無理して食べる必要はありませんが、上記のことも参考にしてみてください。

新鮮なオクラの選び方

新鮮なオクラの選び方のポイントは4つあります。

  1. 切り口が茶色ではない
  2. 鮮やかな緑色したもの
  3. 大きすぎないもの(8cm程度)
  4. 産毛が残っているもの

まず1つめは切り口が茶色くないものです。収穫して時間がたったオクラの切り口は茶色く変色して乾燥しています。

2つめは色、3つめは大きさです。濃く鮮やかな緑色で8センチほどのあまり大きくないものを選びましょう。大きすぎると硬くなり、食べた時に口の中に繊維が残ります。

4つめはオクラの表面の産毛がしっかり残っていて、触ったときに柔らかく弾力のあるものがおすすめです。

これら4点を満たしたオクラを選ぶようにしてみてください。

オクラの保存方法と保存期間まとめ

オクラはねばねばが特徴の野菜ですね。このねばねばのもとはムチン、ペクチンという成分で、胃の粘膜を守ってくれたり、血糖値の調節、腸内環境を整える働きをしてくれます。

そのほか新陳代謝を助けてくれる抗酸化作用のあるβカロテン、免疫力をUPしてくれるビタミンC、糖質、脂質の代謝を促してくれるビタミンB1、ビタミンB2、骨の丈夫さを保つカルシウムやマグネシウム、高血圧の予防と改善を助けるカリウムなど家族みんなに役立つたくさんの栄養がつまっています。

上手に保存して、家族みんなでおいしくオクラを食べましょう。

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